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段ボール箱の閉じ方を工夫する

段ボールは、素材や構造により、強度が大きく異なり、強度が高い段ボールは、木箱の代わりに精密機器などを梱包し運搬することが可能です。
一般的な段ボールは表面、中芯、裏面の3層の構造になっています。
表面と裏面をライナーと呼び、強度を維持する役割があります。
表と裏で中芯を挟んで接着することで、外からの圧力が直接中芯に伝わらずに保護してくれるのです。
ライナーに挟まれていて、波状の形態をしている中芯部分が持つ高さのことをフルートと呼び、厚みによって段ボール自体の強度が変わります。
また、段ボール箱を閉じる時は必ずテープ類を使用しますが、強度を十分に活かすには、閉じ方を工夫することが大切です。
テープの貼り方としては、一の字、Hの字、十の字、米の字があります。
段ボールは災害時にも活躍してくれる、様々な可能性がある材質です。

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